2010年「パリ祭」初日終了
2010年 07月 04日9:30 NHKホール入り
10:00過ぎから 場当たり
そしてそのまま衣装をつけて 本番通りの
一部のリハーサル。
短い休憩をはさんで
二部場当たり、そしてリハーサル。
あっという間に 開幕の18:00に。
オープニングでステージの壇上に並び
毎年のオープニングオルゴール音の「パリ祭」 が鳴ると
「ああ 今年も この日が来たのね」と 胸が熱くなる。
今年はオープニングのコーラスとダンスが
例年より一曲増えたので 大変。
「パリは永遠に」「パリはシャンパン」「ブギウギ パリ」。
「パリはシャンパン」は途中で アクシデントがあり
皆 あわてる。
でも ミュージシャンも 歌手たちも さすがプロ、
多分お客様には わからなかったはず。
三曲目の「ブギウギ パリ」は
練習していた時と本番と
テンポが違って 戸惑う。
この三曲で 結構精力を使い果たす。
ソロは「ミラボー橋」。
ピアニストの 南平さんが
私の朗読をよく聞いて 合わせてくださったので
とても助かる。
感謝。
何しろドレスのすそが重くて
階段7段 語りながら降りるのが大変。
ちなみに 「ミラボー橋」で着たドレスは
パリで買った お気に入りの一つ。
でも 裾に沢山パニエが入っているので
蹴っ飛ばしながら歩かないと 前に進まない。
兎にも角にも ソロが終わって とても楽に。
二部は お弁当食べながら
楽屋のモニターで 皆のステージを楽しむ。
今年は 石井好子先生が 体調を崩され
出演されなかった。
石井先生のいらっしゃらない「パリ祭」は 確かに淋しい。
でも その分 心を尽くしてステージを務めようという気持ちになった。
先生からいただいた イアリングは「ミラボー橋」の時に
そして ブローチは「パリはミュージシャン」の時に
つけさせていただきました。
先生のアクセサリーを身につけて ステージに立つと
石井先生に シャンソン・コンクールで拾っていただいてからの
長い私のシャンソン人生が 次々と蘇ってきて
先生への敬愛と 感謝の気持ちで
私にしては珍しく ウルウルになった。
今年は48回「パリ祭」。
凄いなあ 半世紀近くも 続いているなんて・・・・
明日もう一日 ソロはないけれど 頑張ります。
(撮影:渡辺久美)