何か月ぶりの休日だろう
2010年 07月 26日目が覚めるまで寝ていた。
昨夜ベッドに入った時のまま
スタンドの電気もテレビもつきっぱなしだった。
母の病院へ行く。
戴き物だけれど 好物の甘納豆を持っていく。
とても喜んでくれた。
余裕を持って 母の相手をしていると
同じことを何回も何回も何回も何回も何回も 訊かれても 話をされても
ちっともイライラしないのだなあ。
母に「石井先生亡くなったのよ」と報せると
「まあ 淋しいわねえ。
代わりになるような方はいないの?
ああいう方は お病気でもなんでも
とにかく いらっしゃるというだけで
意味のある方だったのにねえ」という。
そんなしっかりしたことを言うくせに
自分が脚を折ったことも 手術したことも
今いる場所がどこなのかも
何のためにいるのかも
全くわかっていない。
あーあ・・・
・・・・・・・・・
帰りに自分の誕生祝いと言い訳して
前から気になっていた ロンシャンのバッグを買う。
明日からまた「日常」が始まる。