街角
2014年 03月 25日銀座の「蛙たち」。
ロバート山田さんとは初めてご一緒した。
お店の中にはとても立派な胡蝶蘭がいっぱい。
49周年のお祝いやマダムのゆみさんのお誕生日のお祝いのお花だろうか。
「蛙たち」、来年の三月にはは50周年を迎えるという。
代変わりはいしているけれど
シャンソニエとして50年、半世紀も続いているなんて素晴らしい。
子供のころ 銀座のコリドー街にある歯医者に
歯の矯正のために月に一度通っていた。
学校が茗荷谷だったの学校の帰りに丸ノ内線に乗って
ランドセルをしょったまま治療に行っていた。
小学校二年から中学二年くらいまで六年間通った。
その当時は矯正歯科の専門医が少なくかったので
大学病院の紹介で「滝口歯科」というそのコリドー街の歯医者に通っていたのだ。
ちょうど「蛙たち」の向かいあたりに滝口ビルという小さなビルがあり
歯科はその一階にあった。
その先生の持ちビルだったわけだ。
もちろんそのビルはもうない。
でもコリドー街を歩いていると
小学生時代の自分にバッタリ会えるような気分になる。
まさに「Coin de rue」。
(写真 コイさん)
・・・・・
今日は個人レッスン二人と「フランス語で歌う」のグループレッスン。
「サンジャンの私の恋人」一回目。
先生のフレデリックは若いので 教室の教材に使うシャンソンは
ほとんど知らないようだけれど、この曲は知っていた。
サンジャンのお祭り、というのも名前は知っているけれど行ったことはないという。
田舎の方ではやっているかも、とのことだった。
夜の二階のサロンは井上裕規さん。
のびのびと心のままに歌っていて 素晴らしいステージだった。
もっとたくさんの人に聞いてもらいたいなあ。
「蛙たち」は20代の頃からずっと誘われていたのですが
その頃は 私の肌に合わなくてずっとお断りしていました。
出演するようになったのは新橋の「アダムス」が閉店して後だったように記憶しています。お店も人も「時」がその存在を大きなものにしていきますね。