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さよならヒロシ君

いよいよ7月。

夏はイベントが目白押し。
そのための準備が 「山」どころではなく「山脈」のように連なっている。

6/29から三日間「シャンソンの夏vol.4」のコーラスのリハーサルが続いた。
女子全員、男子全員、出演者全員の曲は勿論
デュエットや、3人、4人、5人、6人の曲と盛り沢山。

バンドリハーサルの後はシマモト王子による振付のリハーサルが続く。
昨年は16人の出演者で舞台は目いっぱいだった。
今年は21人と増えたので全員が舞台に乗り切れそうもない。

とにかく楽しくてエキサイティングなステージです。

リハーサルを聞いていると
各人の今まで気づかなかった魅力を発見することができて
とても楽しい。
絶対にお薦めのステージです。
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そしてそのあとは 「第一回内幸町ホール アワード~シャンソン・コンクール}
そして 鎌倉芸術館で生徒さんたちの「第25回私の巴里祭」と続く。
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おっと・・その前には大切な「第54回パリ祭」のステージがある。
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・・・
そして昨日は「レコパン」という、ラマンダ二階のサロンで、
お教室の生徒さんたちの内輪のライブ。
持ち寄りのお菓子がテーブル一杯に並べられ
和気藹々、和やかなステージ。

昨日は大船教室が中心になってのステージ。
参加予定だった 大船教室のOBの方が 急逝されたので
追悼の気持ちも込められた とても心に沁みるステージになった。

奥様を亡くされ、心落ちしていた友人を
自由が丘2クラスの方が心配して紹介してくれたことか゛きっかけで
大船教室に入会された方だ。
すっかりみんなに打ち解けてシャンソンを楽しんでいらした。
みんなは苗字ではなく名前で「ヒロシ君むと呼んでいた。
70歳を過ぎても「ちゃん」「君」で呼び合える仲間は楽しい。

この二年ほどは、目を悪くされ一人での外出がままならなくなり
体調も不安定で定期的にお教室に通えなくなっていた。
でも教室の仲間たちが心配して 電話やメールで頻繁に励ましていた。
そして 教室の「歌い初め」や「クリスマス会」などイベントには
仲間たちに行き帰りを付き添ってもらって参加し、楽しそうに過ごしていた。

四月の終わりには仲間の出る ラマンダでのライブを聴きに来てくれていた。
昨日のレコパンにも参加する予定てだった。

突然の訃報。・・・
昨日はヒロシ君が歌う予定だった「ラストダンスは私と」を
最後にみんなで歌った。
泣いている仲間もいた。
でも 朗らかに、私たちなりに ヒロシ君を送ることができたと思う。

終わった後も大勢が一階のテラスで
食べたり飲んだりおしゃべりしたり・・・そしてみんなで帰っていった。

シャンソンの教室は 歌を勉強するだけではなくて
シャンソンを通じて 新しい世界やつながりをつくってくれる。
こんな素敵な方たちと 長く付き合っていける私はとてもシアワセだと改めて思った一日でした。
by lamanda | 2016-07-02 22:45 | Comments(0)