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孤独死

一週間が 又始まってしまった。

大船教室。「パリの空の下」

事務所に戻って アレコレ片付け、
これから銀座の「蛙たち」に行く。
久しぶりのライブ。

顔を合わせれば挨拶をする程度の知り合いが
亡くなったらしい。
40代か50代か、はっきりした年もわからないし
どんな暮らしをしていたのかもわからない。
独り者だった。
自分の部屋で独りで亡くなっていたそうだ。

いつも忙しそうな口ぶりだったけれど
傍から見ると とてもヒマそう。
うちのスタジオにも 何度か来て、
「手伝ってあげますよ」という口ぶりで話していたが
彼に手伝ってもらうことは何も無いので 丁重にお断りしていた。
結構見栄っ張りのような印象があった。

シャンソン ファンには独り身の方が多い。
そして 私の知っているだけでも3人の方が 独りで死んでいった。
悲しいことだ。
でも これからそんな孤独死が増えるのだろうなあ。
所詮 死ぬのは一人でも、
誰かに看取られて最期の時を迎えられるのなら
その方が 心安らかに逝けるような気がする。

「死」は誰も 経験したことが無いから どうしても恐怖感が伴う。
でも、考えようによっては 新しい世界のドアを開けるようなもので
楽しみでもある。
そこに 伴う様々な 苦痛や恐怖感を和らげることが出来たらよいのだ゛けれど・・・。

団塊の世代が 定年を迎え、大量の老人世代が増える。
そして その先にあるのは 大量死だそうだ。
そして その先にあるのは お墓の需要増だそうだが・・・あながち否めない。

こんなこと考えている場合ではない。
銀座に歌いに行ってきます。
Commented by sararaM at 2007-11-20 10:49
先週末に、一人住まいの91になる叔母が、部屋の中で動けなくなっていました。だから、人事ではないなと思って読みました。
91というと大往生とか、仕方がないとか思われがちですが、今まで一生懸命働いて生きてきた人です。最後にたった一人でつらい思いで逝かせることはしたくないと思っているのですが、難しいことです。
Commented by lamanda at 2007-11-22 02:19
びっくりなさったことでしょう。
苦痛も恐怖感も そばに誰かがいてくれるだけで 薄らぐはずですね。
本当に・・・長く生きていらした方であればある程、
最後に寂しい想いをしてもらいたくないですね。
かといって 自分に置き換えたとき、子供にそういったことで
気苦労を掛けたくないとも思います。
難しいことです。
そして現実はかなり厳しいですね。

Commented by samurai at 2007-11-25 19:35 x
仕事はいっぱいしていたらしいです。
亡くなるぎりぎりまで紅白出場歌手の仕事もしていたと聞いています。
by lamanda | 2007-11-19 17:58 | Comments(3)