大琳派展
2008年 11月 07日上野へ。「大琳派展」。
本当は「正倉院展」に行きたくて
あれこれスケジュール調整していた。
日帰りで奈良に行くことも考えたりしたけれど
非常に混んでいると聞いて 気持ちが萎えてしまった。
とはいえ 芸術の秋だからか
いったん点火された 美術心が治まらず
それなら 上野へ・・・と。
西洋美術は 子供のころからかなり好きで
いっぱい見てきたけれど
日本美術はさほど関心がなかった。
今回も 琳派のことなどほとんど無知状態で゛出かけた。
行ってよかった!!!!!
琳派を代表する本阿弥光悦・俵屋宗達・尾形光琳・尾形乾山・酒井抱一・鈴木其一の
六人の作品が 集められていて壮観。
特に素晴らしかったのは 教科書でもおなじみの
「風神雷神図屏風」の対比展示。
同じ主題を描いた4人の作品が並べられている。
個人的には二番目の尾形光琳のが好き。
最後の鈴木其一のは作品の大きさのせいもあるけれど
風神、雷神の大空を駆け巡る音まで聞こえてきそうな迫力に圧倒される。
写真は半分しか入りませんでした。
テーマの提示の仕方や展示の仕方も とても興味深かった。
美術館って 見ているとだんだん疲れるけれど
今回は まったく飽きることなく 最後まで楽しめた。
コンサートも同じね、と思う。
構成がよいと 長いステージでも 苦にならずに楽しめる。
構成、演出の力って どの世界においても 重要なのだなあ。
さて 日曜日は 江東区のチャリティ・コンサート。
これが終わったら ちょっとのんびりできるかな・・・たぶん無理・・・