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いい日曜日

名古屋へ向かう。
年に一度位歌いにいつている「ジュネス」という小さなシャンソニエ。
札幌銀巴里も九月一杯で46年の歴史の幕を閉じるというし、
シャンソンの世界にとっては、非常に厳しい今日この頃だ。
一軒でも多く踏ん張って、シャンソンを守っていって欲しい。

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昨日の日曜、ラマンダ一階では
竹下ユキさんのCD発売記念コンサート。
70名以上のお客様。
実力とご本人の勉強ぶりを思えば、
当然の事だろう。

私も、良いと思う人のcdやチケットは
結構強引に宣伝したり買ってもらうことができる。

二階では、滝むつみさんが
内幸町ホールでの
40周年記念コンサートのリハーサル。

ラマンダが 活気づいて嬉しい。

そして私は
迷いに迷った
レオナール藤田のリトグラフを手にいれて
とても幸せな日曜日でした。
# by lamanda | 2012-08-27 12:42 | Comments(1)

パリの香り

月曜は 毎月一回出演している
銀座の「蛙たち」。

そして昨日は わがラマンダのサロンで歌う日だった。
できるだけ 月に一度は サロンで歌うようにしているけれど
他の歌手のスケジュールを優先すると
時々 パスすることになる。
二回のサロンで歌うのは 妙に緊張する部分もあるけれど好き。

昨日は パリからシャンソン評論家の長南博文さんが
短い夏休み帰国の合間を縫って ラマンダに来てくださった。
パリを訪れる 歌い手やシャンソン関係者は
誰もが長南さんのお世話になっているはずだ。
シャンソン協会の機関紙にも
フランスのシャンソン事情について
とても緻密なレポートを書いていらっしゃる。
あれだけの情報を整理して書くのは とてもエネルギーのいることだと
いつも読むたびに感心している。

おまけにパリに10年住んでいらした
名古屋出身のシャンソン歌手川出祥代さんも
ライブに来てくださった。
終わった後も 長南さん、川出さんと楽しいひと時。
バシバシと辛口の会話に 笑い転げた。
楽しいひと時だった。
パリの香りって あるのだなあ・・

はたして私には どんな香りがあるのだろう。
自由が丘の香りがすれば うれしいけれど。
# by lamanda | 2012-08-22 21:17 | Comments(1)

アレコレ

昨日は個人レッスン二人、
中級Hクラスのグループレッスン「白いバラ」
そのあとは 「銀巴里メモリアル・アワー~シャンソネット ライブ」

例のテレビの取材が入り 何ともあわただしかった。
開場直前に機材を運び込み
開演直前に撮影クルーが到着。

私の歌っているところも撮りたいから というので
みんなに断わって二曲歌う。
ワサワサバタバタ状態で歌うのってダメだなあと反省。

どんな扱われ方をするのか・・・
以前もこういった取材で がっかりしたことがあった。
とりあえず「自由が丘」「シャンソン」という言葉が
テレビから流れれば それでヨシとしようと思う。

昨日のゲストは
嵯峨美子さん、秋篠樹里亜さん、葛城希佳美さん、NEROさん。
それぞれの個性が色濃くていいステージだった。
お客様も50人程。
NEROさんの母上の戸川昌子さん、
銀巴里の先輩の山崎肇さんも聞きに来てくださった。


いいバンドと力のある歌い手が集まると
ライブのステージに 
大きなエネルギーの渦みたいなものが湧き起ってくるような気がする。

・・・
「季刊シャンソン秋号」発売されました。
特集の第50回「パリ祭」はカラーページで写真もいっぱい
みんなのドレス見ているだけで 楽しい。

「シャンソンの流れる街vol3 札幌」
早く札幌「銀巴里」のことを書いておかなくてはと
今回のために 自費で札幌まで行って取材してきた。
・・・なんと 九月いっぱいで札幌「銀巴里」は閉店するという・・・
ああ・・・残念と思う気持ちと同時に
書いておいてよかった と思う気持ち・・・

札幌のシャンソンの環境・・・厳しくなっていきそう・・・

季刊シャンソン、ぜひお読みください。
CDも 本も作る側は誠心誠意頑張っている。
無理強いはしたくないけれど
つい「 読んでね」といいたくなる。
少なくとも 生徒さんには 自分の先生が
何を思い、何をヨシとして 活動しているかを理解してほしいと思う。
身近な生徒さんに 「他の人に見せてもらったからいいです」なんて言われると
ガクッとくる。
CDも「借りて聞いたからいいです」という人もいるし・・・・。
仕方ないですね。
# by lamanda | 2012-08-18 23:06 | Comments(1)

札幌行

行ってきました札幌。

ワンコ二匹は いつも預かってくださる方のお宅へ。
潤沢なおうちなので ワンコたちも
とても大切にされているらしく
帰ってくると なんだかノーブルな感じになっている。
明日 ワンコたちは我が家に戻るのだが
どんなふうになっているか 楽しみ。
小公女のように また我が家のつつましい暮らしに戻るのだ。

ニャンコは部屋の中のクーラーをかけっぱなしにして
餌とお水をたっぷりおいておけば
お利口に 一人で留守番できる。

・・・
10日 午前中のレッスンを済ませ
すぐに施設に母を迎えに行き
タクシーで羽田へ。

飛行機は往復ANA。
事前にアシストサービスを申し込んでおいたので
至れり尽くせり 何の心配もなく札幌に。

空港からタクシーに乗ろうとしたら
母がバスのほうが 高いところから景色が見れるから
バスに乗りたいというので バスに。

ホテルは 母が知っている唯一のホテル グランドホテルに。
昔はグランドホテルしかなかったらしい。

着いたのは夕方なので ホテルのレストランで食事。
和食の懐石コース。
スゴイ食欲。

ただ 何故札幌に来たのかということが理解していないので
何度も 私に尋ねる。
こちらも仕事がないし 余裕があるので
とても 優しく 繰り返し同じ説明をする。
わあ こんなにやさしくなれるのだ、と
自分で感心するやらびっくりするやら。

普段だったら「さっきも言ったでしょ」と つい言ってしまうのだが
今回の旅では 以下の質問に200回以上 繰り返し答えたと思う。
▽今年は2011年?
▽あら あなたはいくつになったの
▽まりは どうしてるの?結婚したの?
▽なんで札幌にいるの?

今回は 母の母校 札幌庁立・北高 というところの
同窓会に出席するのが目的の旅だ。

一度 札幌に連れて行ってやりたいと思っていたので
同窓会のお知らせが来たときに
ちょうど良い機会と思い 思い切って仕事を調整した。

翌11日は午前中 ホテルから近い札幌道庁へ車椅子を押して連れて行った。
女学生時代 道庁の敷地を抜けて 学校に通っていたと よく話していたからだ。
道庁の芝生で 母と一緒に写っている赤ん坊のころの私の写真もある。
札幌は暑いとはいえ 東京に比べたら とても過ごしやすい。

夕方からはロイトンホテルでの同窓会に出席。
同期の方たち 8人と一緒のテーブル。
昔のことは 実によく覚えていて
みんなと 昔の愛称で呼び合って楽しそうに話していた。
他の方たちはみなしっかりしていて
母だけが ボケているのだが
みなさん優しくて 繰り返しの昔話にも きちんと付き合ってくださる。
ありがたいことだ。
母も とっても喜んで キャッキャッと楽しそう。
連れてきてヨカッタ・・・。

ところがホテルに帰ると もう同窓会のことは忘れている。
レレレ・・・   
でも 写真を見せて 話すと「あら夢じゃなかったの」という。
そして「いやだわ。いよいよ私もボケてきたのかしら」と。

12日の帰る日も 母の友人が
連絡し合ってくれたらしく ホテルまで会いに来て、
昼食をとりなか゜ら 四時間くらいも 付き合ってくださった。

また来年も会いましょう と皆さんに送られて 母上機嫌。

帰りは思い切って 空港までのライナーに乗ってみる。
JRも 事前に話すと 電車の乗り降りを手伝ってくれるので
まったく問題なく 空港まで行くことができた。 

さすがの私も 帰りの電車あたりでぐったりしてきた。

食前食後の薬、 頻繁なトイレの介助、、、
同じ姿勢で長く座っていると
足や腰の具合が悪くなってくるらしい。
そうなると呼吸が 過呼吸気味になってくるので要注意。
ただ 子供と同じで すかさずお菓子を差し出すと ケロッと治るので
バックの中は お菓子でいっぱい。

・・・というわけで 12日の夜に無事帰ってきました。
せっかくの札幌行だから 母が寝たら「銀巴里」に行こうと思っていたのに
興奮したのか 全然寝てくれなかった。
私と一緒にテレビで オリンピックを見ていたりする。

まあ この何年間も 母とこんなに長く一緒に過ごすことはなかったから
よいか・・・。
自己満足の親孝行てした。

・・・・・・・・・・・
帰ってきたら やっぱり仕事は山積み。

その間を縫って 明治座で「大江戸緋鳥」という
大地真央、湖月わたる、貴城けい と宝塚ogの出るお芝居へ。
いい気分転換になった。

そして 今日の古賀さん・芳賀さんのサロンライブ、
お盆だというのに 
22名ものお客様が来てくださって、うれしいこと。

おまけに 今度 テレビの「アド街っく ナントカ」という番組で
自由が丘を取り上げる中で
ラマンダと シャンソネットライブも取り上げてくれるらしい。
たぶん 少ししか映らないのだろうけれど
取り上げてくれるだけで うれしい。

・・・というわけで もう八月も半分終わりそうです。 
# by lamanda | 2012-08-14 22:44 | Comments(1)

夏バテ

「わたしの巴里祭」がおわったら・・
というか その前あたりからだけれど
なんだかグッタリして
ブログを開くのさえ 億劫で
ほぼ、週刊日記みたいになってきている。

「わたしの巴里祭」・・・アマチュア侮れない。
一曲入魂の意気込みのパワー。

ドレスのセンスもよくなってきている。
みんな よいドレスを持っている。
プロの歌い手のほうが
たぶんアマチュアである生徒サンたちより貧乏だから
一緒に出るときは 厳しいものかたまにある。

新橋の「宝屋」はみんなよくドレスを調達しに行くけれど
一点もの以外は よほど気を付けないと。

以前「パリ祭」である歌い手のドレスが
ウチの生徒さんとまったく同じもので
ビックリしたことか゛ある。

とはいえ、最近はあまり 大きなドレスを着るようなステージが
多くないので これはこれで また難しい。
所謂ステージドレスではなくてオシャレな装い というほうが難しい。


大きな舞台では 視覚的な要素もとても大切。
曲に相応しい装いというのは
ホント その人のセンスが如実に表れる。
同時に照明の力も 大きな支えだ。

音楽をやっているのだから
音響やミュージシャンの質というものは
ちゃんとしていて もう 「当然」。

明日から 母を札幌に連れて行く親娘旅。
かなりユウウツだけれど
母の故郷札幌に連れて行けることも
もう そうそうあるとは思えないので
頑張って親孝行してくるつもり。

「あらあなたいくつになったの」と
「まりはどうしているの?」の 五分おきの同じ質問に
どこまで耐えられるのかしら・・・・ワタシ。
夏バテ+親バテで 帰ってくるのかな・・・
# by lamanda | 2012-08-09 18:12 | Comments(3)