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涙のシャンソン日記

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古谷一行さんのこと

怒涛の8月も無事終わったが、その事後処理仕事でまだタイトな日が続いている。
8月の諸々は後日記録するとして・・・

古谷一行さんが亡くなられたとニュースで知った。

小学校から高校まで文京区茗荷谷にある
東京教育大学付属(現在の筑波大学付属)に通っていた。

茗荷谷駅直ぐの、確か茗渓会館の並びに古谷写真館があり、
小学校の頃は学校のイベントはこの古谷写真館が全て撮影していた。
入学式、卒業式、運動会、遠足、学芸会・・・

後にこの写真屋さんが古谷一行さんのお父様だと知った。
小柄な方で、ベレー帽をかぶり、自転車をこいでしょっちゅう学校に撮影に来ていらした。
今にして思えば、眉毛の濃さや形、目元の印象は流石親子・・だった。

撮影したスナップ写真は後日、教室の後ろに張り出され、
希望する写真を各自申し込んで購入していた。
勿論全て白黒写真の時代だ。

学校では3年から6年まで毎冬、スキー合宿があった。
3年から5年までは石打で、6年生の時は蔵王だった。

あれは確か石打の後楽園ロッジだったと思う。
古谷写真館の息子さんが一緒に引率してくれた。
つまり若き日の古谷一行さんだ。

スキー合宿の後に学校で学芸会があり、クラスで芝居をすることになっていた。
先生から「古谷さんはお芝居の勉強をしている方だから 教えてもらいなさい」とおっしゃったので
友達数人と一緒にお願いをした。

ロッジの小さな部屋の炬燵でミカンを食べながら、
4~5人が古谷一行さんを囲んで 台本の読み方を教えて頂いた。
「犬に喰わしちゃもったいない」というタイトルの芝居だった。
内容は全く覚えていない。
古谷一行さんがお手本に 色々な登場人物の台詞を読んで聞かせてくださった。
オバアサンの役がとても上手くて さすが・・・と感心した記憶がある。
黒のタートルネックの一行さんはとてもハンサムで、陰で女子はキャアキャア騒いでいた。
本当にカッコいいお兄さんだった。

ずっと後になって あの写真屋さんの息子さんが俳優の古谷一行さんと知って
驚き、そしてやっぱり・・と納得した。

私が歌うようになって札幌の「銀巴里」に行っていた21~22歳のころ、
銀巴里のマスターの浅川さんが
「この間、古谷一行さんが来たけれど忘れものをしていったので
もし機会が合ったら届けて欲しい」と銀のZIPPOのライターを私に手渡した。
そのライター、結局未だに私の手元にある。
いつか、いつか と思っているうちに忘れてしまったのだ。
マスターにも古谷一行さんにも申し訳ない事をしてしまった。

その時マスターが「古谷さんってシャンソンも歌うんだよ」と。
「どんな曲歌うんですが?」と尋ねると
「<プラスチックの時代>歌ってたな・・・」と。
レオ・フェレの曲で、かなりマニアックな曲だと認識していたのでとても驚いた記憶がある。

ライターの事もそうだが、今になって思えば多々悔やまれる。

お二人共もうお会いする事はかなわない。
ご冥福をお祈りするだけだ。









# by lamanda | 2022-09-07 12:52 | Comments(0)

「シャンソンの夏vol.9」

「シャンソンの夏vol.9」昨日8/18@内幸町ホール 無事に終了。

今回は出演予定のマキちゃんが体調不良でNGになったり
練習の日数が少なかったり、全員が揃ったのが通しリハの日けだったり・・・と
厳しい条件が多くて 気持ちが萎えそうになったことが何回かあった。

でも流石みなさんプロ!!!!!
きちんと自分の持ち場をわきまえて力を合わせて作り上げてくださいました。
感謝!!しかありません。

今迄はとりあえずシャンソン界では若手と呼ばれる方たちで作って来たステージ。
その若手とは・・・長くこのコンサートを支えてくれた方達
CATSUさん、小川景司さん、田尻勝久さん、八田朋子さん、清水たか子さんの5人で
みんな力もあり誠実にステージに向き合ってこのコンサートを支えてきてくれている。

でも・・・瑞分前から「若手」という言葉にとらわれないステージにしたいと考えていた。
実際どうしたら・・・と思ってももなかなか形にできずにモヤモヤが続いていた。

今回は思い切ってハイブリッド版という事で
広瀬敏郎さん、岸本悟明さん、竹下ユキさん、そして奥野秀樹さんの
お兄様、お姉様方に参加していただいた。
全員が石井好子先生の「シャンソンコンクール」をきっかけに
この世界で長く活躍している方達だ。
もともとの歌のうまさは勿論だけれど
ご自身の音楽に向き合う姿勢がはっきりしている。
歌う事に「意思」を明確に持っていらして、それがきちんと歌に表れている。
お願いして大正解だった。
キャリアというものの大切さ、その底力を再確認したステージだった。

考えれば若手とベテランが<一曲を一緒にアンサンブルで作り上げる>という機会や場面はほとんどない。
同じステージに出演しても、それぞれがソロで自分の歌を歌っていくのが通常のスタイルだ。
だが「シャンソンの夏」はキャリアに関係なく 複数人で一曲を形作ることを基本としている。
多分若い方たちにとっては ベテランと一緒にするその作業はとても大きな意義を持つ勉強になると思う。
アンサンブルというのは私にとって一番苦手なことだ。
もっと若いうちに経験して力をつけたかった。
そんな口惜しさやもどかしさがこのステージを作る一つの動機でもあった。

「シャンソンの夏」は決してコーラスが上手くなる という事を目指しているわけではない。
勿論コーラスが美しく仕上がることは大切だがそれ以上に
互いに支え合いながら、自分をコントールすることを身体で覚える機会の一つとして活用してほしいと思っている。
それはソロで歌うステージでも大いに役立つはずだ。

でも内幸町ホールのキャパでの多人数の公演となれば
出演者にとって 支払われるギャランティは全く期待できない。
チケット収入のほとんどはホール代、音響照明費、スタッフ代で消える。
コンサートというのはいわば「音楽を売る」わけだから
音響・照明は出演者にとってストレスのないもの、お客様にとって心地よいもので有る事が絶対条件。

主催はNPO法人シャンソネットで 収益を得ることを目的としての活動ではない。
とはいえ赤字が続けば、開催も続けられない。
このコンサートのマイナスの部分は他の仕事での収益を回すことにしてきた。
2021年の後半は文化庁のAFFの補助金でかなり助けられた。
昨年は一回で申し込みがスンナリ通ったので今回もそのつもりでいたら
アレコレと注文が多く6回位突き返されたけれど・・・悔しいので再提出を繰り返してとりあえず今回も承認された。
ただ事後報告の段階での注意も怠れないので安心はできない。

いずれにせよ補助金がない状態で此のコンサートをするのは経済的にとても大変だ。
でもお金の算段の悩ましさ以上に得るものがあるはずと信じて続けている。
このコンサートでは 私は歌わない。でも作る側の立場での喜びはとても大きい。
学生時代からの音楽友達、ピアニストのフジワラ君、音楽プロデューサーのオクノ君と一緒に
こんなステージしてみたかった・・・というものを創れるヨロコビは大きいのだ。

ギャラが安いうえに、コーラスが多いので練習のための拘束時間が長い。
ステージには見る楽しみもあるので嶋本さんにステージングも頼んでいる。
振り付けや動きも覚えなくてはならない。
そこでまたステージングの練習に時間が必要となる。
出演者にとって「仕事」として考えれば非常に割の合わない仕事なのだ。

練習が長い、つらい、ギャラが安いという悪条件にも関わらず
「シャンソンの夏」に参加する意味やメリットを感じてくれる
歌い手がいてくれたらなあ・・・とシミジミ思う。

そしてもう一つ嬉しかったことはミュージシャンが大いに成長していること。
歌い手も若手中心なのでミュージシャンもそうしようと思い
井上善彬さんのギター、内田大輔さんのベース、中村雅哉さんのハーカッション
そして藤原昌生さんのピアノで最初からやって来た。

特に一番身近なアキちゃんは クミコさんや小椋佳さんを初めたくさんのステージを経験してきたこともあって
魅力的なピアニストに成長した。
多分誰もがそう感じているのではないかと思う。

今回初参加のお兄様、お姉様が「大変だったけれど楽しかった」と言ってくださったのは
最高に嬉しいご褒美だった。

そして 今回の「シャンソンの夏」を終えて
このコンサートの進むべき道というか方向性が私の中てはかなり明確になった。
来年は10回目。つまり10年目という事だ。
今の気持ちが萎えないように 来年のホールの予約をした。
2023年8月31日(木)
夏の最後の日です。
今からご予定に入れてくださいね。

・・・・・・・
今回いらっしゃれなかった方たちのためにYoutubeでの配信も考えている。
とりあえずはグループの曲の写真だけでも。
(写真は全て K.O.G.PHOTO)

記念撮影
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何かお探しですか
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僕は君の愛
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エンリコ・マシアス メドレー
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愛は二人より強く
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ホテルノルマンディー
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ポルナレフメドレー
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パリの空の下
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想い出をみつめて
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青春~帰り来ぬ青春
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シェリーに口づけ
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「第30回わたしの巴里祭」、「第6回内幸町ホールアワード シャンソンコンクール」、
「銀巴里アワー~第12回シャンソネット スペシャル」、
そしてこの「シャンソンの夏vol.9」と
8月は4つ続いたけれど もう終わり。
わたしの夏も終わりです。


# by lamanda | 2022-08-19 23:05 | Comments(0)

いよいよ7月

メチャクチャ暑い。
その暑い真っ盛りに 健康診断のために 旗の台にある検診センターへ。
年に一度、全国健保協会の生活習慣病予防検診を受けている。
毎年殆ど数値は変わらないけれど 今回はどうなるやら・・。

胃のバリウム検査もあるので昨夜の22時から飲食禁止。

検診センターにたどり着く前に水分不足で熱中症になりそう。
流石にこんな日に来る人は少ないらしく アッいう間に全ての検査が終わった。

検診の後冷麺を食べ、ラマンダにフラフラと戻り・・・ アイスクリームを二個も食べてしまった。
身体に良くない健康診断の日でした。

明日からいよいよ7月。

夏はイベントが続くので ラマンダもそのためのリハーサル等で使う日が多く
ライブはいつもより少ない。
明日は私のソロライブだけれど その後8月の末まで
ソロライブはできないので
出かける元気のある方は聞きにいらしてくださいね。
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# by lamanda | 2022-06-30 20:07 | Comments(0)

私はシアワセだわ

せっかくレインブーツを買ったのに 梅雨が明けてしまった。

6/27の月曜日は久しぶりに母の施設へ面会に。
まだ予約は必要だけれど 色々制約がとれて、居室でゆっくり会う事ができた。
母の好きな甘いものをドッサリ持っていく。
元気に良く話してくれるが ボケは進んでいる。
話をしているうちに 自分か居る場所が病院だったり 学校の寄宿舎だったり・・クルクル変わる。。
そして 自分が生徒だったり、先生だったりと・・・ これも変わる。
作り話なのにするするとよどみなく元気に良くしゃべる。
ふむふむと 聞いているがなかなか面白い。
「私はシアワセだわ」と言ってくれるのが救い。
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個人レッスン二人の後、夜は 久しぶりに銀座「蛙たち」。
鈴木希彩さんとも久し振りにご一緒した。
若い方が頑張って勉強している姿は気持ちがいい。

★恋心、★桜んぼの実る頃、★そして今は ★人生は過ぎ行く、笑わないで
★黒い太陽 ★マダム ★涙 、人生は美しい
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6/28火 昼から個人レッスン二人、そしてフランス語で歌うクラス。
先生のフレデリックはやっと7月にフランスに帰るという。
でも飛行機代か30万で、あまりの高さに奥さんは連れていけないという。
私がパリに行けるのはいつになるやら・・・

夜は友部裕子さんのライブ。
昔の銀巴里のボーイだった栗林紅路さんが来てくれた。
銀巴里以降、金子由香利さんのコンサートではいつも会ったけれど
以来・・・久しぶり。
銀巴里愛の強い方で、銀巴里閉店後は毎年銀巴里をイメージした
自作のポストカードを送ってくれている。
銀巴里関係者みんなに送っているらしい。

朝食
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そして今日
6/29水 
ジュルネ・ド・ラマンダ。
丁度一年ぶりに同じメンバー、同じゲストCATSUさんで。
終わってからの打ち上げも楽しい。
生徒さん達が楽しそうに過ごしているのを見ると本当に心から嬉しくなる。
お教室をしていて良かったなあ・・・と思う。
母ではないけれど「私はシアワセだわ」と。
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# by lamanda | 2022-06-29 21:15 | Comments(0)

何でもナマがいい

今日は午前中から「第60回パリ祭」の7/6の分の通しリハーサル。
場当たりしてから衣装を着けて全部を通す。
着替えは3回で、多くはないけれど結構クッタリ。
お昼のお弁当がトリ弁当で、鶏肉か苦手な私には殆ど食べれなかったので
そのせいかもしれない。
コロナ以降、感染予防のためケータリングのお菓子がないのも
甘いもの好きの私には淋しい限り。

リハーサルは全員マスクをつけたままで感染症対策はしっかりしているので安心できる。
エンターテーメントとして、手がかかったコンサートなので
シャンソンは初めて、という方にも楽しんでいただける内容。
是非お出かけください。

終わってラマンダへ。
竹下ユキさんのライブ。
いい歌を聞くと癒される。

ラマンダのライブは基本ソロライブ。
前歌の方を入れた方が 前歌の方がお客様を呼んでくださるので
集客という意味では楽だけれど・・・
悩むところ。
なんでこんないい歌い手なのにお客様が少ないのだろうと思う事は多い。
大げさに言えば、アートを求めるのか、エンタメを求めるのか・・というお客様の指向の問題は大きいかも。

先日ラマンダのでライブをした時に頂いたお花。
生のお花も心を癒してくれる。
何でもナマはいい。

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今日の朝食
暑いのでサッパリと。
ヒジキの炊き込みご飯。
からし明太子
ゴマ豆腐
玉ねぎの甘酢漬け
レタスのサラダ
海苔
メロン


# by lamanda | 2022-06-25 21:02 | Comments(0)