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7月の最後の日に

7月も今日で終わり。
7/31は私の大好きなルイ・ド・フュネスの誕生日です。
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もし生きていれば109歳とFBで知りました。
クレモンティーヌがルイ・ド・フュネス記念館設立で大働きをしたと以前連絡がありました。
いつか訪れてみたいものです。

そして7月は私の誕生月。

毎年、ラマンダでバースデーライブをしていますか、

今年はどうにもこうにも日にちが取れなくて、スルーするつもりでした。

ところが、レッスンのキャンセルがあり24日の昼に時間がとれました。

バースデーライブを決めたのが二日前でしたので お客様は無理かなあ・・・と思ったのですが

沢山来てくださって 嬉しい一日になりました。

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高梨雄太郎さんのお店「アコリット」のケーキを生徒さんが用意してくださいました。

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久し振りに沢山歌いました。


もう森へなんか行かない

ノンムッシュ 私は二十歳じゃない

18歳の彼

愛の砂漠

ラメール

想い出のサントロペ

美しい恋物語

小さな三つの音符

渚の想い出

ムジカ ムジカ

死んだ男の残したものは

聞かせてよ愛の言葉を

甘い囁き

何故わたしに愛を語らない

鏡の中のツバメ

黒い鷲

歌い続けて

人生は美しい


7月はやはり「パリ祭」の季節。

終わってしまえば、瑞分昔の事のように感じます。

今年は初めての水道橋のホールでの開催と言う事もあってか、

今迄とは少し違う気分でステージに立ちました。

そして改めて私にとっての「パリ祭」って何かしらと考えました。

石井好子先生がはじめられた頃とは規模も演出も出演者もすっかり変わっています。

色々な批判もありますが、やはり石井先生の魂のこもったイベントとして

大切に続けていくべきものではないかと思います。

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今年の「パリ祭」は61回目でした。

明日開催するラマンダの「わたしの巴里祭」は31回目となります。

このタイトルは31年前に石井先生のお許しを頂いて付けたタイトルです。

規模も内容も比較にはなりませんが、

多くの人々がシャンソンを愛し、楽しむという「パリ祭」の基本の精神は

こんな小さい集いの中にも生き続けているのです。

お時間のご都合のつく方は是非おでかけくださいね。

8/1 鎌倉芸術館小ホール 16:00開演 

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時代は変わり、周りの景色も変わりますが

音楽を愛し楽しむ気持ちはいつの時代も変わらないと思います。


自由が丘の駅前のとても広い区域で再開発の工事が始まっています。

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街も人も変わりますが、自然はいつも美しいですね。
毎月出演している上野の「QUI」に行くときは不忍の池の景色に癒されます。
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さあ、これから明日のコンサートの準備です。



# by lamanda | 2023-07-31 16:34 | Comments(0)

8/11開催の「第7回内幸町ホールアワード」
本戦出場者32名が決まりました。

CHANSONETのHPでも発表しています。
シャンソネット (chanson.to)

是非8/11の本選お出かけください、
私も生の歌声を楽しみにしています。
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<音源審査合格者>

1.

阿部澄江

(宮城)

微笑みの人

17

永渕くに子

(宮城)

風のささやき

2.

阿部友子

(神奈川)

リヨン駅

18.

西田詩朗

(石川)

過去りし青春の日々

3.

あべ晴子

(京都)

いつ帰ってくるの

19.

長谷川けいぞう

(宮城)

スクレ(確かなこと)

4.

石原由紀子

(神奈川)

アコーディオン弾き

20.

濱田 麗

(東京)

愛の讃歌

5.

一戸雅子

(青森)

パダムパダム

21.

馮 智英

(神奈川)

ミロール

6.

今井ともみ

(千葉)

摩天楼

22

増田昌子

(宮城)

ラボエーム

7.

岩本真奈美

(兵庫)

もうあなたに愛を語らない

23.

松岡みほ

(兵庫)

愛の讃歌

8.

大内マコト

(埼玉)

おお我が人生

24.

ミシェル木場

(東京)

夜の通行人に捧ぐ

9.

川西玲子

(福岡)

希望にみちて

25.

宮内栄子

(福島)

風の囁き

10.

季史子

(愛媛)

黒い鷲

26.

茂木甚吉

(福島)

汽車は8時に出る

11.

小松田 允

(秋田)

ジュテーム

27.

守田みずほ

(岡山)

死に逝く時は

12.

櫻井 正

(兵庫)

過去りし青春の日々

28.

柳瀬美保

(福岡)

私の仲間たち

13.

佐藤歌子

(福島)

それはあなた

29.

矢野達男

(東京)

ミモザの島

14.

重松昌司

(愛媛)

愛しかない時

30.

山田正之

(福島)

時は過ぎてゆく

15.

ジャッキー

(福島)

霧笛

31.

吉村美春

(東京)

ミロール

16

田中吉美

(神奈川)

青春の翼

32.

和深みすず

(埼玉)

ミシシッピー リバー


・・・・
昨日は鎌倉芸術館のリハーサル室で
8/1開催「第31回わたしの巴里祭」の通し稽古でした。
華やかなステージになりそうで こちらも楽しみです。
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# by lamanda | 2023-07-22 13:09 | Comments(0)

ジェーン・バーキン

朝一番に飛び込んできたニュースはジェーン・バーキンの訃報。

彼女のコンサートは2回ほど行きました。
東日本大震災の後のコンサートは特に心に残っています。
外タレのコンサートが次々と中止になる中で 彼女は敢えて日本を訪れてくれました。
ラマンダのライブに頻繁にお出掛下さっていた内田さんというお客様が
ツテで最前列のお席を取ってくださいました。
内田さんは亡くなられましたが、伝説のシャンソン歌手沢庸子さんの御主人様だった方です。

バーキンはカーゴパンツにTシャツといったラフな服装でステージに立ち、
お化粧もほとんどしていない様に見受けられました。
いで立ちとおりに力が抜けてた、とてもナチュラルで、優しい気持ちにさせられるステージでした。

ラマンダのトイレの大きい方には彼女の写真がかけられています。
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以前、パリのヴァンヴの蚤の市を一人でプラプラと歩いている時に一枚の写真が目に留まりました。
小さなブースに大柄なオジサンが一人で立っていて写真を売っていました。
若い頃のバーキンとゲーンズブールが手を繋いで走っているもので
2人の顔が何とも幸せそうで引き寄せられたのです。
値段を訊くと驚くほど高くて、私が外人だから吹っ掛けているのかと思いました。
でも、そのオジサンは「自分は写真家で 此の写真は彼等に頼まれて自分が撮ったオリジナルだからそれなりの値段なのだ」と。
迷いましたが、結局買うのは諦めました。
でも その後何年かしてバーキンの「シンフォニック・バーキン&ゲーンズブール」というアルバムに
その写真が使われていて嬉しくなりました。
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バーキンの名はエルメスのバックでもよく知られています。
私も緑色のバーキンを一つ持っていますが 流石に値段だけの事はあるなあと思います。
イタリアでバーキンもどきの赤いバックを買って、本物の緑とコピーの赤と両方を使いましたが
緑色の御本家は全く型崩れせず未だに現役です。
赤のバーキンもどきは見事なコピーなのですが、あっという間に型崩れしてしまいました。
でも、最近は革のバックは重たいので出番が少なくなりました。
軽いナイロンバックばかり使っています。

・・・・・
今日は大船教室の後、鎌倉芸術館で8/1の「第31回わたしの巴里祭」の打ち合わせに行きました。
お弁当と花、駐車場の手配・・・
今週の金曜にはそのゲネプロがあります。
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7月も半ばを過ぎて終わりが近づいてきました。
私の誕生日も近づいてきました。




# by lamanda | 2023-07-17 21:01 | Comments(0)

お風呂の中に頭まで浸かっているような息苦しい毎日です。

「パリ祭」が終わって。次のイベントに頭はシフトしています。
昨日は夕方から「第7回内幸町ホールアワード シャンソンコンクール」の音源審査をしました。

審査員は5人。
このコンクールではご自身が音楽の現場に長く携わっいる方たちに審査をお願いしています。
そして 審査員にはお名前も年齢も知らせず、曲名だけを書いたリストをわたして、審査してもらいます。
兎に角、情実を一切排したところで審査したい、というのが
このコンクールのポリシーの一つだからです。

審査員の奥野秀樹さんは私の20代からの音楽友達。
昔々、シャンソンコンクール優勝の後、石井音楽事務所からデビュー。
そののちは田辺音楽出版の社長迄務めた方で、
音楽プロデューサーとして沢山のタレントを育てて来た方です。
今も音楽プロデューサーとしては勿論、シンガーソングライターとしても活躍している方です。

そしてミュージシャンからはドラムスの野口廸生さん。
イベット・ジロー、ダニエル・ビダル、加藤登紀子さん等の音楽ツアーに参加し、
ブルーコーツ時代は伊東ゆかりさん、雪村いずみさん等の伴奏もしていました。
ジャズミュージシャンとしても活躍し、シャンソンでは銀巴里の最後のドラマーでもあり
金子由香利さんの専属も務めていた方です。

ベースの長尾雅道さんはダン池田&ニューブリードで活躍し
沢山のタレントのしごとをしてきた方です。
この3月まではNHKののど自慢の伴奏もしていました。

そしてピアノの藤原和矢さん。
彼も奥野さん同様、私の20代からの音楽仲間で、ラマンダを一緒にしています。
銀巴里最後の8年間を専属ピアニストとして務め、
金子由香利さんの伴奏者としてもお馴染みのピアニストです。
由紀さおりさんや美川憲一さん、桜田淳子さんといった歌謡曲の方達の伴奏も沢山手掛けてきました。

歌手の代表として竹下ユキさんにも参加していただきました。
歌唱力や歌のセンスは抜群ですし、確かな耳を持った歌い手です。
私はラマンダの竹下さんのステージを楽しみにして、いつも聞き惚れています。

審査に私も参加したいとところですが、
私は応募者用紙に目を通しているので 立ち会うだけで参加しないことにしています。

今回も 立ち会っていて、審査は難しいとつくづく思いました。
どうしても点数を付けざるを得なく、その点数を基準に本選出場者を決めなくてはならないのですが・・・
点数は良くても魅力のない歌というのもあります。

特に点数が拮抗している場合、どちらかを選ばなくてはならない場合・・・というのが難しく、
尚且つ、音資料と実際に生で聴いた時の差があるというのがいつもの事で・・・
テープのピアノの音が大きすぎて歌が埋もれて聞こえて不利になる場合もあります。
折角ですので、コンクールを受ける方は音源審査の資料は丁寧に作った方がよいと思います。

私は応募者の資料を見ているので・・・
特に今までご一緒したり、歌を生で聴いたことのある方の場合
ああ・・・この方、生のステージだったらもっと魅力があるのに・・・
と、脇で審査に立ち会いながら何度も思いました。

ですから、音源審査に通らなくても悲観することはないと思います。

審査結果は応募者全員に郵送でお知らせします。
シャンソネットのHPでも近日中に掲載します。

今回は102名の応募があり、本選出場者は32名となりました。

是非、コンクールにお出かけになって
ご自身の耳でそれぞれの方の歌を聞いていただけたらと思います。
客席の皆さんの投票による「オーディエンス アワード(観客賞)」と言うのありますので
審査員の気持ちになってお聞きになってみてください。
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# by lamanda | 2023-07-16 16:22 | Comments(0)

今年の「パリ祭」も終わりました。
61回目…61年も続いているなんて、大変素晴らしい事です。
あれだけの規模のイベントは 本番は勿論ですが
準備の段階で果てしないエネルギーが必要だと感じます。

そして舞台裏のスタッフの方達の息の合った仕事ぶりがあってこその
あの舞台だったと改めて感謝したいと思います。

今年は「パリの一週間」と言うテーマ。
私は「歌い続けて」を歌いました。
矢田部さんや直村さん、加藤登紀子さんが訳詞をしていらっしゃいますが
私なりの色々な思いがあって自分で訳詞したものです。

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バンマスの桑山さんのきめ細かい気遣いで 
ベテランのミュージシャン達に支えられ
何の不安もなく、気持ちよくステージを終えることか゛できました。

1部の最後は「民衆の歌」。
妙にメロディーが頭にこびりついています。
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「パラダイス ポルカ」はピンクの衣装と金髪で楽しくコーラスできました。
着ることはないと思っていたピンクのスーツが役立ちました。
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そして今回、何よりうれしかったのは
前田美波里さんが「愛しかない時」を私の訳詞で歌ってくださったことでした。
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この曲には多くの方が訳詞をしています。
それらの作品を資料としてもらい、読み、その中から選んでくださったそうです。
美波里さんがフィナーレの幕が下りた後、
私の手を握って「あの詞にであえてよかった。ありがとう」と言ってくださって
本当に嬉しく思いました。
「愛しかない時」も色々な思いを持って書いた訳詞だからです。
拙著「Adieu 銀巴里~歌い続けて」にその辺りの事は書きましたので
読んでみてくださいね。

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こうして今年も無事「パリ祭」を終えることか゛できました。
そして、この「パリ祭」から私の夏が始まります。
8/1 「第31回わたしの巴里祭」@鎌倉芸術館小ホール
8/11 「第7回 内幸町ホールアワード シャンソンコンクール」@内幸町ホール
8/12 「銀巴里アワー 第12回シャンソネット スペシャル」@内幸町ホール
8/30 8/31「第10回シャンソンの夏」@内幸町ホール

例年ですと ここまでで一区切りですが
今年は9/17に「日本訳詩家協会60周年記念コンサート」がありますので
それが終わるまで気が抜けません。

でも 好きなことで 毎日のスケジュールが目いっぱい詰まっているのは
幸せなことだと思っています。

(写真 K.O.G.PHOTO)




# by lamanda | 2023-07-15 16:02 | Comments(0)