週末いろいろ
2013年 03月 11日今でもあの時のことは かなり鮮明に思い出す。
支援する気持ちと具体的な行動は
とにかく継続させていかなくてはならない。
9日の土曜はフジワラ君のバースデー。
昼の勉強会と 横浜教室と 二回、生徒サンと一緒に
ハッピーバースデーをうたってお祝いした。
そして夜のサロンライブでも
18名のお客様にもお祝いしていただいた。
お客様の中には
弘前から初めてラマンダに来てくださった方もいらして
嬉しい一日となった。
・・・
そして 昨日は昼間にサントリー美術館で
「歌舞伎~江戸の芝居小屋」という美術展を見てから
赤坂ACTシフアターへ「中村勘九郎襲名記念 赤坂大歌舞伎」を観に行った。
サントリー美術館の展示はなかなか興味深くて
資料も面白かった。
「贔屓」の人たちの力が 歌舞伎の発展には
大きな後押しの力になっていたらしい。
ファンからの差し入れの品名が
「剣菱」とか 「鰹節」と紙に書いて楽屋に貼ってある絵もあった。
・・・そして赤坂大歌舞伎は
勘九郎、七之助、獅童といった若手中心。
「怪談乳房榎」という非常にわかりやすい出し物。
見せ場は クライマックスでの舞台に作った滝のシーンと
勘九郎の早変わり。
確かに早変わりは 目を凝らしてみていても
アレッというほど 上手くて素早くて会場は拍手喝采。
観客も若い人がとても多かった。
歌舞伎の世界もベテランスターが次々亡くなって
次の若い世代につないでいくのがきっと大変なのだろう。
今まで歌舞伎を観たことがなかったような若いファンを増やすためには・・・
理解しやすいストーリー、スピードのある展開
目を見張らせるような趣向・・・親しみやすい雰囲気・・等々・・と
きっと色々知恵を絞っているのだろう。
シャンソンの世界も似たような環境にあるし
誰もが危惧していることは同じなのに・・・なぜだろう。
リスクを冒したくないから・・・
資金がないから・・・というのが一番大きな理由かも。
シャンソンの「贔屓」の方たちの力がおおきかったらなあ・・・
・・・・・等と舞台を観ながら考えていました。
先日ユキさんのサロンラマンダのときに福岡からきたネット友の若い彼女(32歳)も、彼女が知らない時代の歌にもものすごく感激し、それを歌ったユキさんとのあとの歌うことへの熱い話に感激して帰ったような、継承が出来てゆければいいんだと思います。