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ちょっと一息

昨日「ガス燈通りのコンセール」の精算も終わり
ちょっと一息。

野っ子さんが撮ってくれた写真
ちょっと一息_a0079087_2311075.jpg


2日には武蔵野のシャンソン自主グループの一つベルけやきの発表会。
この発表会も8回目ということなので
もう9年も携わっていることになる。

月に2回のグループレッスンでの発表会というのは
なかなか苦しいものがあるけれど
生徒さんたち、自主練習などを重ね、頑張って臨まれた。

大きな病気を抱えて参加された方がいらして
発表会当日、会場までいらしたけれど
痛みがひどくて 歩けない、・・と。
楽屋のソファで横たわっている。
会館に車椅子があるので急遽借りることに。
構成も少し手を入れ、彼女の歌の前にカゲアナを入れ
暗転の中で車椅子でステージに移動してもらうことに。
ピアノの背付椅子を横向きにステージ中央に置き、
片手で背もたれに手をかけて体を支えるようにして座ってもらった。
・・・その歌の素晴らしかったこと。

お病気のこと等彼女の背景を抜きにしても
とても心に沁みる歌。
「歌いたい」という想いが、「聞いてください」という願いが
そのまま素直に歌に託されていた。
彼女の歌を聴きながら 短い時間の中で
改めて「歌うってどういうことなのだろう」と考えさせられた。

発表会の翌日3日はそのクラスの定期のレッスン日。
お休みが多いかな・・・と思っていたら
ほとんどの方が出席。
こんなにみんな 歌うこと、
そして仲間とともに過ごす時間を大切にしているのだなあ。
そんな皆さんの気持ちに 私もしっかり向き合っていかなくては・・・。

ずっと休みなしが続いていたので
さすがに昨日はグッタリ。
早目に帰宅して ワンコ、ニャンコとベッドにもぐりこみました。

今朝は母の介護認定の更新の手続きの後
銀行に行ってから レッスン。

アマチュアの方たちの歌うことに対する情熱は
プロのそれとはまた種が違うかもしれないけれど
温度はかなり高いと 今日もまた 考えさせられた。

先日の十字屋で、パリのサン・ドニやアムステルダムの飾り窓の話をした。
たまたま本屋に鹿島茂さんの「パリ 娼婦の館 メゾン・クローズ」を見つけたので
読み始めた。
なかなか面白い。

本を読む時間が電車の中と 夜ベッドの中しかないのがつらい。
朝、目が醒めるとメガネかけたまま、電気つけたままという状態がしばしば。
メガネ壊さないようにしなくては。
今日は できるだけ早く帰ります。
by lamanda | 2013-11-05 23:01 | Comments(0)