清澄白河へ
2015年 06月 15日もう本番まで一か月弱。
「パリ祭」が近づくと「ああ 夏がやってきた」と思う。
そして生徒さんたちとの「わたしの巴里祭」が終わると
「ああ 夏も終わってしまう」と思う。
今年は8/1土にいつものように鎌倉芸術館小ホールで開催します。
そのバンドリハーサルは今度の水曜。
昨日「パリ祭」のリハーサルの後、麻布十番の駅で
「ああ、ここからなら近い・・・」
と思い立ち 東京現代美術館へ「山口小夜子・・・未来を着る人」を見に行った。
地下鉄大江戸線の清澄白河の駅からテクテク。
15分位歩いた。
ちっとも近くなかった。
あの辺りは昔の深川の風情も残っていて、
それでいてちょっとアートな雰囲気もある。
時間があったら散歩してみると面白いかも。
途中で見たビルの壁には 電信柱の影が描かれていた。
昔々、「銀巴里」の昼のステージの帰りに
山口小夜子さんと勅使河原三郎さんのカンパニーの
「月の駅」というパフォーマンスを汐留で見た記憶がある。
今回の展示会の最後のブースで見た
谷崎潤一郎の「 陰翳礼讃」を朗読しながらのパフォーマンスの映像が
彼女が心魅かれてやりたかったことを
とてもわかりやすく表しているように感じた。
でも亡くなったのは58歳くらい。
そういえば、かつて大好きだった装苑のモデルのティナ・ラッツも
とても若くして逝ってしまったなあ・・・
久し振りにゆっくりと日曜らしい夕方の時をすごした昨日でした。